謙虚でなければならないが、
遠慮はしてはいけない。
自分がエースかどうかはさておき
自分自身のこれからの、
今日からの最大課題と肝に命じる。
遠慮はしてはいけない。
自分がエースかどうかはさておき
自分自身のこれからの、
今日からの最大課題と肝に命じる。
謝るときほど前に出る。
2014年5月30日 お仕事 コメント (2)YAHOOニュースより引用
「スーパー官僚が語る、管理職の3つの心得」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140507-00036928-toyo-soci&p=1
「スーパー官僚が語る、管理職の3つの心得」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140507-00036928-toyo-soci&p=1
江崎:まず相手を信頼してみることです。 「相手は敵ではない。立場と考え方が違うだけの仲間だ」と言ってきました。こちらの接し方で人は変わります。それと「相手のために」という気持ちがないとダメですね。自分のためにという気持ちが強いと、すぐに相手にわかっちゃう。あとは自分の手柄にしないこと。
江崎:武道の目的は、本来、相手を倒すことではなく、争いを避けることです。戦って勝つことは決してよいことではありません。相手も生かして自分も生きる。これは仕事にも通じると思います。
江崎:また、不利な状況にあるときほど、前に気持ちを向ける。謝るときほど前に出る。これは大事です。
江崎:直感です(笑)。とにかくまず、行ってみようかなと。そういう感覚は大事だと思います。人は「知識」と「常識」で間違えるのです。「何か変だよな」という感じから始まったのです。
江崎:今の課には職員が20人ほどいますが、課のルールとして「とにかく雑談をしろ、1日1回、必ずくだらないことを言え、みんなそれに反応しろ」と言っています。もうひとつ、「仕事はひとりで抱えないこと」です。そうすると、皆、仕事やプライベートで困っていることを口にするのを、怖がらなくなります。その結果、会議などしなくてもどんどん情報共有されるし、「君の奥さん調子悪いって言ってたけど、早く帰ったら? 」と職員同士で勝手に仕事の調整をしてくれます(笑)。もっとも、いちばん雑談しているのは私ですけど。
江崎:ただ、最も嫌な仕事は課長がやらないといけない。それを誰かに押し付けてしまうと、みんな息を潜めてしまいます(笑)。課長の仕事は、頭を下げること。怒られることと、謝ることですね。それだけやっていれば、あとの仕事は職員がほとんどやってくれます。
三宅:そのためには、江崎さんの心も健全じゃないといけないですね。
江崎:そうですね。参考になるかわかりませんが、私は岐阜県庁の部長時代に、部内の課長さんたちに「管理職三訓」ということを申し上げてきました。管理職としての心構えです。
第一訓は、「仕事は難しいほうから手をつけろ」。役人は受験時代の成功者が多いので、皆、本能的に簡単な仕事から片付けて80点を採ろうとします(笑)。でも社会に出ると本当に重要なのは、難しいほうの20点分の仕事です。実際のところ、易しいほうから50点分くらいの仕事は、やらなくてもいい場合が多い。要は、難しいほうの20点分の仕事に手をつけるかどうか。解決できなくてもいいのです。自分が取り組んだ方法では解決できなかったという経験が、後任の役に立つ。いちばん困るのは、何もしないで先送りされることです。
三宅:なるほど。
江崎:それに、難しくて皆が避けて通る仕事は誰も手をつけていないので、思い切って取りかかってみると、意外に成果が出るものです(笑)。ただし最初は非常に苦しい。そこで逃げないことが大事。しかし、意外にうまく行きそうだと思うと、必ず落とし穴がある。我慢して進むと、さらにもう1回、大変な目に合う(笑)。経験的にこのパターンが多いですね。そこをどう乗り越えるか。
三宅:前回お伺いした店頭市場改革も、そんな感じでしたね。
江崎:第二訓は、「人は活かして使え」。組織では職員にプレッシャーをかけて仕事をさせようとすることが多いけど、同じ仕事をするなら楽しいほうがいい。ひとりの人間がどんなに優秀でも、3人の凡人には勝てません。ひとりが徹夜で働くより、いろんな人がそれぞれの能力を発揮したほうが、はるかに大きな成果が出ます。
三宅:三訓目はなんでしょう?
江崎:「健康でいろ」です。管理職、リーダーの役割は健全な判断をすることです。体調が悪かったり、寝不足だったりすると、ついつい判断を先送りしたり、面倒な仕事を避けようとしてしまいます。同じ仕事でもタイミングを間違えると重大事故になったりすることは少なくありません。
「仕事は難しいほうから手を付けろ」「人は活かして使え」「健康でいろ」の管理職三訓は、まだまだ私自身の課題でもあります。反省も込めてそう思っています。
三宅:江崎さんはいつも、仕事をするには現場の人の話を聞くことが大切だとおっしゃっていますね。
江崎:ひとりの人間が一生懸命やっている仕事には、必ず人を感動させるドラマがあります。その分野のことを知りたければ、そこで働いている人に聞くのがいちばんいい。われわれ行政の人間にとっては、「政策の課題」だけでなく、その「答え」も現場にあります。相手の話をちゃんと聞いてみると、ああここだよねというポイントが見えてくる。それをどうやって実現するかに全力を注げばいい。そうなると仕事って楽しくなる。
三宅:最後に、これから挑戦していこうとする若い人にメッセージをお願いします。
江崎:スマートに生きようとしないでほしい。頭のいい人は先が見えすぎるので、初めから難しい問題を避けてしまいます。今、それなりに評価していただいている仕事は、どれも最初はカッコ悪いことばかりでした。あいさつに行っても無視され、多くの人の前で罵倒され、電話にも出てもらえない。それでも我慢して言うべきことは言う。ここを避けてしまうと、あとの組み立てが全部変わってしまうのです。
三宅:罵倒されても引かないで、闘うときは闘うと。
江崎:けっこうつらいですけどね。でも、ここで頑張れば、世の中の不条理がひとつ減らせるかもしれない。そう信じてドキドキしながら手を挙げています(笑)。すべてはそこからです。
もうひとつは、「普通の感覚」を持ち続けてほしい。「知識」と「常識」にとらわれないで、おかしいことは、おかしいと思うこと。いろいろ事情はあるし、経緯はあるかもしれないけど、「これはヘンじゃないですか? 」と言える感性を持ち続けてほしいですね。そうすれば、今、世の中のために自分が何をすべきかが、きっと見えてきます。
部下に使われるマネジャになれ
2008年4月8日 お仕事ttp://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20071027/285705/
これは正しい。
これは正しい。