器の等周問題

2013年12月22日 エッセイ
等周問題とは簡単にいうと
「同じ長さで囲うなら、円に近ずく程 、面積が広くなる」ということ。

牛乳、うちの娘が大好きなので、
毎日1000mlの紙パック1本は飲みます。

しかし、この牛乳パック、
1000mlだと自称していますが、
底は7cm×7cm、高さは19.5cmなのです。

何が言いたいかわかりますか。

「50cm(平方)×20cm=1000cm(立方)=1000ml」なので、
49cm(平方)×19.5cmは1000mlじゃないのです。

やれやれだぜ・・・・また近鉄ホテルや猪瀬の類か?
と思いますか?

残念。牛乳はしっかり1000ml入っています。

な、なんだと・・!?


なぜかというと・・・


牛乳パックは牛乳入れると膨張するんです。
別に紙パックが伸びるわけではありません。19.5cmのままです。
が、丸みを帯びて、紙パックの断面積は円に近付くんです。

その膨張を計算ではじき出すのは至難の業なので
「大体この位で1000入る」と経験で作ったのが今の形なんだと思います。


器の等周問題

人の人格も同じでしょう。
丸くなるにつれて大きく深く、受け入れる。

小さく見えて、実はスゴイ人。

器がデカくなるというのは、そういうことなのです。


コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索